雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
西三河・知多エリアの工事はお任せあれ!
今回は安城市での屋根葺き替えリフォーム工事の事例紹介です。
築120年の古瓦・古土撤去
築120年の立派な瓦屋根のお家を古瓦・古土を撤去して新しいいぶし瓦で軽量化して葺き替えです。
住む世代が変わるとのことで室内も外装もリノベーション。
昔ながらのいぶし瓦で棟も高さがあって立派ですね。
古い瓦屋根なのでもちろん土葺き工法。
古瓦をめくって撤去すると大量の屋根土が出てきます。
瓦と同じくらいの量の屋根土が使われており、現代の引掛け桟瓦葺き工法にするだけで屋根は約半分の重さへと軽量化することができます。
大掛かりな撤去作業となり、チームマルワ総動員で対応です。
レッカー車も手配して効率よく撤去していきましたが、大変だったなぁー。
いぶし瓦への葺き替え工事
古い瓦を撤去後は同じようにいぶし瓦で施工することに。
やっぱりこれくらい立派な家にはぜひ瓦屋根を使っていただきたいものです。
屋根下地も経年劣化で傷んでいる部分も多いため、構造用合板(コンパネ)で下地から作っていきます。
下地が出来上がったら防水のためのルーフィングを貼り、瓦を留め付けるための横桟木を打っていきます。
築120年のお宅なので、母屋や垂木も古いので下地の不陸があって施工するのは難しいところですが、和瓦の特性を活かしつつ丁寧に職人さんが仕上げてくれました。
施工途中の動画もご覧くださいませ。
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こうして1枚1枚釘で固定していってるんですよ。
上下左右の重なりも調整しながら施工していってこんなにキレイに仕上げてくれました。
ビューティフルな仕上げに感謝です。
お施主さんも丁寧な仕事振りに感謝のコトバをいただいて職人さんたちも嬉しそうでした。
鳩の飾り瓦
施工後の写真で気づいた方もいるかも知れませんが、棟部分に飾り瓦を設置しています。
もともと載せられていた鳩の飾り瓦を再利用して設置しなおして欲しいとの要望をいただきました。
解体時にも割ってしまわないように細心の注意を払って撤去して保管していました。
今まで屋根・家を守ってくれていた鳩の飾り瓦たちが再び守ってくれることでしょう。
住まい手の想いを屋根に載せるっていうのもやりがいがありますね!
職人の腕の見せ所
今回のお家は増築も繰り返されており、軒先が斜めになっている部分もありました。
瓦は基本的に真っ直ぐに葺くモノなので、こういう斜めの部分を納めるのは結構難しいんです。
雨仕舞いも考えて頭を悩ませながらも、職人さんの腕の見せ所でもあるんですよね。
まずは仕上がりからご覧ください。
途中から小さい桟瓦が出てきたりで、調整しながら施工してあるんです。
軒先瓦を調整しながら斜めのラインに合わせて施工。
その上の2枚目の瓦のサイズを調整してカットしながら納めていきます。
下地の横桟木を見るとよく分かってもらえるかと思います。
職人さんの技術で調整しながらなんとか納めることができました。
隣のお家との距離が近くて見えない部分ではありますが、無事納めることができて感謝です。
現場は職人技で成り立ってるんだなぁ。
職人さんたちに感謝ですね!
気になる箇所を見つけた場合は、建築してもらった住宅会社さんや屋根工事店にご相談ください。
相談先がない方、愛知県内・高浜市近郊の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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