雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
普段生活していると屋根のことって意外と気づかないことって多いですよね。
たとえば、自宅の屋根の色ってパッと思い出せますか?
屋根に何が使われてるか分かりますか?
自分が契約して家を建てたのならば知ってるとは思いますが、実家だったりすると気にせず生活してきてたから覚えてなかったり。
ちょっと屋根を見上げる機会にしてあげてもらえたら嬉しいです。

屋根形状の話

今回は屋根の形のことについて書きます。
自宅の屋根の形って分かりますか?
日常生活では屋根は下から見るものだからピンと来ないのが普通です。
僕らは職業柄横から見ても真上からの屋根の全体のイメージ図は描けます。
実は屋根は複雑に見えても基本的な形の組み合わせなだけなんです。
ということで、今日は基本的な屋根形状のご紹介です。

今回は一般的な屋根形状を6個ご紹介します。
この6個を押さえておけばほぼ大丈夫です。

切妻屋根(きりづま)

日本の屋根形状で一番多いのが一枚の紙を半分に折ったような形状の切妻屋根。
山折りになっており、一番雨に強いのがこの切妻屋根なんです。
家の絵を描くときは皆さんこの切妻屋根を描くと思います。
それくらい一般的な屋根形状です。

寄棟屋根(よせむね)

切妻屋根についで多いのが三角と台形が組み合わさった屋根形状の寄棟屋根。
各面のつなぎ目が棟に寄せ集まってくるので寄棟屋根と言います。

方形屋根(ほうぎょう)

寄棟屋根の中で平面として正方形になっている屋根形状のみ方形屋根と言います。
隅棟が一か所に集まってくる特別な屋根形状です。

入母屋屋根(いりもや)

こちらも昔からある伝統的な屋根形状で寄棟屋根と切妻屋根が組み合わさったような形状です。
棟や鬼瓦の数が増えてゴツゴツとした男らしい屋根になるので、個人的には好きです。
ただし、少し壁面との取り合いや難しい箇所が増えるので雨漏りリスクは上がります。

片流れ屋根(かたながれ)

シンプルな一枚屋根の形状が片流れ屋根です。
最近増えてきている屋根形状で大屋根が美しいです。
雨を一枚の面で全て受けるため、雨量が多くなるため速やかに排水できるように注意が必要です。

陸屋根(ろく)

最後に紹介するのは屋根に角度がない陸屋根です。
屋根面を屋上として利用したりする場合にはこの陸屋根になります。
屋根勾配がないため、防水処理を定期的にしないと雨漏りしてしまうので注意が必要です。

まとめ

屋根形状は様々ありますが、組み合わせで屋根が形成されていることも多いです。
皆さんのご自宅はどんな屋根形状でしたか?
それぞれの特徴を知った上で上手に組み合わせてデザイン性と防水性を考慮して決めてあげてくださいね。
屋根の一番の役割は雨から家を守ることですから、防水性を重視してあげて欲しいとこです。