雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
今回は刈谷市の新築工事についての事例です。

M形瓦(二つ山)の混ぜ葺き

平板瓦と呼ばれるジャンルの中で、一枚の瓦の中で波が二つあるタイプのことをM形(二つ山)と呼びます。
今回使用したのは三州野安(株)さんのセラマウント。


画像引用元 三州野安(株)HPより

山が二つあることで、屋根に独特の凹凸が表現できるんですよー。
さらにこの二つ山タイプは多色展開されており、一つの屋根で何種類かの色を使う混ぜ葺きというスタイルもできます。


画像引用元 三州野安(株)HPより

指示された比率で瓦を並べていくのですが、設計図みたいなモノはないので最終的には職人さん頼り。
ある程度並べては少し離れて色の混ぜ具合をチェックしてという作業が必要なんで大変なんです。

色の混ぜ具合なども含めて屋根上でMTG中の図。
屋根に濃淡が生まれて可愛らしい屋根になるのも混ぜ葺きの魅力です。

M形瓦(二つ山)新築工事

それでは新築工事の流れを。
まずは防水のためのルーフィングを施工。

瓦を留め付けるための横桟木や板金、棟金具等も設置していきます。

下準備ができたら、次は瓦を施工していきます。
今回は混ぜ葺きだったので色の混ぜ具合もチェックしながら施工していきます。

桟瓦、袖瓦、棟瓦と施工して工事完了です!

可愛らしい屋根のお家の完成です!
屋根全体が一色よりも明るい感じの屋根になりますね。

おまけ

いつもは雨漏り修理や、屋根修理が多いのでなかなか建物の構造が見られる現場はありません。
新築時ならではの光景が見られてちょっと興奮しました。
普段は中に隠れてしまっている構造躯体。
小屋組が美しいーーー。

建築現場萌えの方に届いたら嬉しいです。

瓦は屋根全体で色を混ぜる『混ぜ葺き』ができます。
可愛らしい屋根にしたいなって方は検討してみてくださいね。
っということで、今回は新築工事の現場の様子をお伝えしました。

気になる箇所を見つけた場合は、建築してもらった住宅会社さんや屋根工事店にご相談ください。
高浜市近郊の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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