雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
今回は日進市での平板瓦での新築工事の事例紹介です。

平板瓦の新築工事

今回のお家で使用した瓦は栄四郎瓦(株)さんのプラウドUU40Gのマットブラック色。
現場に納材して屋根上に確認のため上がってちょっと違和感を感じたんですよね。
原因はコレでした。
屋根の野地は最近の新築では構造用合板(コンパネ)を使われることがほとんどなんですが、今回は野地板仕様。

踏み割らないように垂木上を歩くように気をつけて現場確認してました。
新築の流れを画像を使って説明していきます。
まずは防水のための改質アスファルトルーフィングを屋根面に貼っていきます。

ルーフィング施工後はルーフテープと瓦を引っ掛けて留め付けるための横桟木を設置。
合わせて事前に行う瓦下に隠れる捨て水切り板金等も設置。

施工前の準備が終わったらメインの屋根材となる平板瓦を屋根上に上げていきます。

その後、軒先側から釘で留め付けて施工していきます。
軒先の瓦は風による影響を受けやすい場所になるので、釘2本+ウォーターチャンネルをL釘で押さえる3点留め。

その後は下からドンドン瓦を葺いていって棟瓦もビスで留め付けて工事完了です。

今回はちょっとマルワの施工のコダワリを紹介しちゃいます。
こちらの屋根は棟違い部分があり三角冠と袖瓦が当たる部分があります。
形状的に専用の瓦はないため、現場加工で合わせていって最後はコーキングやシックイで納めます。
棟瓦の裏側はどうしても空いてしまい漆喰を詰めるのが一般的ですが、経年劣化で落ちてしまいます。
そんな時はカラーベストの端材をカットして蓋を作って埋めることにしてます。

こういう部分は施工マニュアルもないため現場での職人任せな部分にはなりますが、マルワでは蓋付けてます。
職人さんが現場で細かい部分も丁寧に対応してくれるので本当に助かってます。

新築もリフォームも単純な屋根形状だけでなく、複雑な形状の場合も多いモノ。
そこを現場の経験値で対応していくのが大切ですね。
これにて新築工事完了です!

気になる箇所を見つけた場合は、建築してもらった住宅会社さんや屋根工事店にご相談ください。
高浜市近郊・愛知県内の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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