雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
豊田市の凍害による棟修理工事についての事例です。
凍害とは
豊田市も市町村合併に伴い山側の奥地も豊田市となり一気に広くなりました。
今回は山間のお家ということで冬場は結構寒くなるエリアなんだそうです。
凍害というのは、寒冷地で起きる現象です。
水は0℃を下回ると液体から個体に変化するのですが、その時に体積が膨張します。
画像引用元 岡山市水道局より
屋根材には小さな隙間がありそこに染み込んだ水分が膨張して周囲の組織が膨張に耐えられなくなるとヒビ割れしてしまうことがあります。
一回二回ではなく何百回・何千回と繰り返されるうちに割れて凍害という現象が起きることがあります。
必ず起こるという訳ではなく、起きることがあるという表現になりますがご了承くださいませ。
っで、今回は寒冷地のお家で凍害が発生してしまってました。
のし瓦の表面が凍害によりパリパリと剥がれてしまってました。
棟部の瓦修理
凍害の起きてしまっていた棟部の瓦を撤去して耐震化も兼ねて7寸丸一本伏せで再施工することになりました。
まずは既存の棟瓦と葺き土を撤去していきます。
耐震化のために屋根下地と連結する棟金具、7寸丸をビス留めするための垂木、そして防水のためのシックイを設置します。
最後に棟瓦に7寸丸を設置しパッキン付きビスで垂木に上から固定して工事完了です。
棟部以外の桟瓦や軒瓦・袖瓦などに凍害は出ていないなので、棟部だけの修理となりました。
凍害も様々な要因が重なって起きることがあるのでとても難しいですね。
今回は棟部の修理工事の紹介でした。
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