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今回は愛知郡東郷町で銅板製の谷板金交換工事の事例紹介です。

銅板製の谷板金の経年劣化

古いお家の屋根の谷部分には銅板製の谷板金が使われていました。
現代のようにステンレス製やガルバリウム鋼板製の谷板金がなかったのですから、銅板製が一般的。
曲げたり加工もしやすいし、粘りもあって良い素材なんですよね。
しかし、酸性雨の問題や経年劣化で穴が開いてしまうこともあるんです。
古い銅板製の谷板金は緑色っぽい色に変色しているので分かりやすいかと思います。

これは緑青(ろくしょう)という現象で悪いことではなく、むしろ良いこと。
銅が酸化した際に発生する青錆なのですが、表面に被膜のように発生して内部の腐食を防ぐ効果があるんです。
しかし水滴がポタポタと何十年も同じ場所に落ち続けることで劣化して穴が開いてしまうことがあります。

こちらの屋根はまだ谷板金に穴は開いていなくて雨漏りもなし。
谷板金に穴が開いてしまうとそこから雨水が侵入して雨漏りになりがちな部分なんですよね。
予備軍状態でしたので、他の工事と合わせて谷板金を交換することに。

谷板金交換工事

それでは、谷板金の交換工事の流れを写真を使ってご紹介。
まずは谷板金を撤去するために、周囲の瓦と干渉してしまう棟瓦を外していきます。
この谷瓦と棟瓦はそのまま使用するので、一時保管です。

周囲の瓦が外せたら谷板金をめくって撤去。
撤去した後には防水のためにルーフィングを下地にして新しいステンレス製の谷板金を設置。

谷板金設置後は周囲の谷瓦を元に戻していったら谷板金交換工事は完了です。

あ、棟部の瓦が戻す前の写真でしたが、ちゃんと戻して工事完了。
谷部分は屋根面の雨水が集まってくる場所になるので、雨漏りの原因になりがちな場所。
谷板金が銅板製で緑色になっている場合は、そろそろ寿命が近づいていることが多いです。
たとえば外壁塗装のタイミングなどと合わせて屋根点検でチェックしてもらうことをオススメします。
足場が必要な工事なので、他の工事とタイミングを合わせることで足場代も1度で済みますからね。
雨漏りしてしまっている場合は緊急性がありますが、そうじゃなくても一度点検してあげてくださいね。

気になる箇所を見つけた場合は、建築してもらった住宅会社さんや屋根工事店にご相談ください。
相談先がない方、愛知県内・高浜市近郊の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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