雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
西三河・知多エリアの工事はお任せあれ!
今回は豊田市で換気用の煙突周りからの雨漏り修理工事の事例紹介です。
換気用の煙突周りからの雨漏り修理
雨漏りの現地調査で訪問してみると、屋根上にある煙突周りからの雨漏りでした。
この煙突は換気用とのことでしたが、撤去してしまうことになりました。
煙突を解体していくと・・・
煙突の壁部分は雨漏りによって木材が腐食してしまってグチャグチャに。
さらに周囲も解体していくと煙突周囲の屋根下地までボロボロに腐食してしまってました。
足を置くとブカブカしてしまっており、完全に腐ってしまっています。
煙突部分の空間を埋めるだけでなく、周囲の傷んでいる野地板も交換していくことに。
その後は防水のためのルーフィング、セメント瓦を施工するための横桟木を打ちつけて屋根材を施工していきます。
施工後の写真ですが、そこに煙突があったとは分からないような状態に復旧できました。
これで雨漏りともおさらばですね!
廃番商品の対処法
今回の雨漏り修理をした屋根に使われていたのはセメント瓦(モニエル瓦)。
実は製造販売していた日本モニエルさんはもうありません。
ラファージュ社に名前を変更した後に、2010年に日本から撤退してしまいました・・・
だからもう日本国内で手に入れることはほぼ不可能な状態になってしまっています。
煙突部分を埋めるためにある程度の枚数が必要になるのですが手に入らない。
じゃあどうしよう?という中で、屋根面にドーマ部分があり、そこの瓦を再利用することに。
このドーマ部分のセメント瓦を撤去した後は、陶器製の平板瓦を再施工することに。
ルーフィングからやり直して、平板瓦を施工していきます。
セメント瓦とは色味が違ってきますが、こういう方法で廃番商品の対処をすることはできます。
廃盤商品が手に入らないからと全面葺き替え工事を提案されることが多いとは思いますが、部分的に葺き替えをして対処する方法も可能です。
屋根形状などによって全てが対応できる訳ではありませんが、ご相談くださいませ。
単純な切妻屋根だと難しいですけども、寄棟屋根だったり屋根面が何面もあればどこかしらで対応はできると思います。
屋根工事店としては、全面葺き替え工事になってくれると売上も大きくなるし作業も楽なんですけどね。
でもお客さんの立場で考えると葺き替え工事は最終手段なのかなと思います。
できることならば不要な工事は控えて、修理で済ませたいですもんね。
お客さんに寄り添えるような屋根工事店でありたいなと思ってますので、お気軽にご相談くださいませ。
気になる箇所を見つけた場合は、建築してもらった住宅会社さんや屋根工事店にご相談ください。
相談先がない方、愛知県内・高浜市近郊の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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