雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
今回は豊田市のカラーベストの経年劣化から金属屋根による重ね葺きした現場の事例です。
ここのところ少しずつ増えてきた感じの工事なので、同じようにお悩みの方に参考になったらと思います。
太陽光発電パネル搭載のカラーベストの経年劣化
今回の工事現場の屋根はカラーベストの上に太陽光発電パネルの載せられたお家。
一度カラーベストの塗装はしており、今度が2回目の再塗装の時期。
カラーベストは塗装で色付けされているので10年ほどで経年劣化による色落ちが出てきてしまいます。
カラーベストの場合は再塗装を重ねていく必要があるんで仕方がないこと。
表面の色落ちが目立ってきて汚れもそこそこな状態ですね。
金属屋根で重ね葺き【カバー工法】
10年ごとに再塗装で費用掛かるのは・・・これで屋根のリフォームは最後にしたいとのことで金属屋根材でカラーベストの上から重ね葺きすることに。
まずは屋根上に載せられていた太陽光パネルを一時撤去してから周囲の板金棟等を撤去。
その後は防水のための粘着系ルーフィングを施工していきます。
ルーフィングの施工が終了したら今回はニチハ(株)さんの横暖ルーフを施工。
横長の金属屋根材を軒先側から咬み合わせながらビス留めしてしあげていきます。
スッキリした見た目の外観に蘇りましたね。
太陽光パネルの再設置
今回は既設で載せられていた太陽光パネルを新しい屋根にも載せたいとの要望が。
太陽光パネルは問題なく使用できているのに・・・屋根材が先に傷んでしまうなんて・・・
できることなら太陽光パネルは再設置したいとのことで、カバー工法でも使える横暖ルーフを選択したんですよね。
他の石付き板金等でのカバー工法だと指示金具の取り付けが不可とのことですので現状横暖ルーフ一択!
横暖ルーフの先端側から金具で挟み込んでボルトで締めて留め付けていきます。
ちょうど作業中に現場にいたので動画も撮影したのでご覧くださいませ。
カラーベストに載った太陽光パネルを一度下ろして、横暖ルーフで重ね葺きした後に再設置。
ベストの経年劣化に伴いこういう仕事も増えてきそうです。
支持金具を挟み込んでボルトで留めつけ。
今日も暑くなりそうですが頑張ってこー!#企業公式夏のフォロー祭り #屋根工事 #太陽光パネル #屋根や pic.twitter.com/dhfAXNBzlp— マルワ瓦工業 中の人【T&H】 (@maruwaroof) July 7, 2022
流れるように金具を留め付けたあとは、太陽光パネルをコードで繋いでから指示金具に設置していきます。
コードの接続を間違えてしまうと電気が通らなくなってしまうので要注意ですよー。
ちなみに太陽光パネルの裏側はこんな感じでーす。
これにて太陽光発電パネルの再設置完了、屋根工事は完了となります!
ちょっと面白いアイデアだなと思ったのが、太陽光パネルからパワコンへと繋ぐ引き込みケーブルが屋根上にあるのですが。
このケーブルを固定するために雪止め金具が使われてました。
職人さんのナイスアイデアだなぁーって思いました。
これでケーブルが風で暴れることも抑えられるかと。
屋根リフォームは同じようにできる訳ではないので、臨機応変な対応が必要ですね。
これからも屋根の経験値を上げていけるよう頑張りまーす。
気になる箇所を見つけた場合は、建築してもらった住宅会社さんや屋根工事店にご相談ください。
相談先がない方は愛知県内・高浜市近郊の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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