雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
今回は施工現場ブログではなく、ちょっと趣向を変えて安全具について書いてみます。
僕らの仕事場は地上6mを超える屋根の上。
景色もキレイですが、危険が伴う高所作業がメインの職場なんです。
安全に配慮しながら作業をしているのですが、僕らの身を守ってくれる安全具なくしては仕事はできません。
最近は昔と比較したら足場もきちんと設置してくれているので、転落の危険も減り安全に作業がしやすくなっていることに感謝です。

屋根屋の頭部を守る墜落時保護用ヘルメット

ヘルメットにも種類があるのをご存じでしょうか?
実は大きく分けて3種類あるんです。
職種や環境によって仕様が違うんです。

画像引用元 ミドリ安全より

  1. 飛来・落下物用・・・上方からの物体の飛来、または落下による危険を防止、または軽減するためのもの
  2. 墜落時保護用・・・・墜落による危険を防止、または軽減するためのもの
  3. 電気用・・・・・・・頭部感電による危険を防止するためのもの

僕らが使用しているのはもちろん墜落時保護用のヘルメットです。
内側に衝撃吸収ライナー(発泡スチロール等)を設置してあり墜落による頭部への衝撃を軽減するためのヘルメットなんです。

この発砲スチロールだけで耐衝撃性が大きく変わるんですって。
1mから転倒した時の効果には2倍以上の差があるとのこと!

画像引用元 厚生労働省 三重労働局より

屋根上となったらもっと差が出ることになるので、必ず墜落時保護用のヘルメットを使用しましょう。
もし屋根に上がらなければならないことがあったら、墜落時保護用ヘルメットの着用をお願いします。

ヘルメットの着用

現場での安全が重視されるこの時代に、いまだに現場やSNSなどの投稿でヘルメットを被らずに仕事をしているところを目にします。
個人的な想い、考えで話をさせていただきますと・・・
いくら腕が良くてもヘルメットを被っていない時点で良い会社・良い職人ではないと思います。
たかがヘルメットと言われるかも知れませんが、現場のルールであるヘルメットの着用すらできないってことの方が問題かと。
バイク乗る時にノーヘルで乗りますか?
警察に捕まって、処分されちゃいますよね。

野球人なので野球で例えますと・・・
プロ野球選手は打席に入る際には必ずヘルメットを着用してますよね?
白黒写真の時代はヘルメットが普及していなかったので、ヘルメットなしでのプレーでしたね。
でも、今はボールの高速化や過去の事故によってヘルメットの着用義務があります。
一塁・三塁コーチャーですら着用の義務があるくらい。
草野球ではヘルメットを被らず打席に入ることがまだあるようですが・・・
アマチュアですからね(笑)。

現場作業に話を戻すと、ヘルメットを被らないのは安全意識・プロ意識の欠如ではないのでしょうか?
屋根職人の仕事場は一歩間違って転落してしまえば、死に直結するような大事故にもなりかねません。
もちろん落ちないようにと注意しながら作業していますが、何かの拍子に足元を滑らせてしまって転落することも考えられます。
屋根職人にも帰りを待つ家族がいるのですから、無事に家に帰ることが大事。
もし事故が起きてしまったら、その家に住んでいるお客さんにとっても気持ちの良いものではありません。

だからこそ、僕たちマルワ瓦工業は屋根のプロとしてヘルメットの着用をしてます!
もしもがあった時に最悪の事態を避けるためにもね。

屋根で気になる箇所を見つけた場合は、新築時の住宅会社さんや屋根工事店にご相談ください。
高浜市近郊の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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