雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
今回は東海市のカバー工法での屋根リフォーム工事の事例紹介です。

ニチハ・パミールの表面剥離

またまたニチハ・パミールの施工された屋根の工事でした。
経年劣化で屋根の色落ちがあり、再塗装を検討したもののカバー工法となりました。

理由は基材の表面劣化による剥離現象が起きてしまっていたため再塗装ができないんです。
ニチハのパミールはこのような事例が非常に多い屋根材なのでご注意を。

アスファルトシングル材でカバー工法

カバー工法ということで、周囲の板金を外してから粘着系ルーフィングを施工していきます。

今回使用するのはニチハ・アルマと呼ばれるアスファルトシングル材。
アスファルトシングル材というのは基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材のこと。
薄くて軽量な屋根材で北米ではポピュラーな屋根材なんですよー。

アスファルトシングル材の裏面に遅延性の粘着剤があり、コーキングと釘で留め付けを行っていきます。
上下の重ねが大きい屋根材なので、見た目のウロコが細かく並んでるような仕上がりになります。
重ねの隠れる部分にコーキングを塗布していきます。

屋根材を並べて釘を打ち込んで施工していきます。

時間の経過で裏面の遅延性接着剤が固まってくれます。
重ね部分が大きいため並べても並べても頂点まで上がっていけないので職人さん的にはキツイって言ってました(笑)。

特に今回も屋根足場付きの6寸勾配という急勾配だったから余計にきつかったんでしょうね。
最後は周囲の板金を施工して工事完了!

アスファルトシングル材はメンテナンスも必要もあるので、そこは頭に入れておいてくださいねー。
メンテナンスについてはこちらから→アルマのメンテナンス

屋根で気になる箇所を見つけた場合は、建築時の住宅会社さん・屋根工事店にご相談ください。
高浜市近郊の方はマルワ瓦工業にお問合せいただけたらと思います。
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