雨漏り修理・屋根修理に強い高浜市のマルワ瓦工業です。
今回は東海市のカバー工法の現場についての事例です。
「瓦工業」と名前がついていますが、瓦屋根以外の工事も得意です。
特にリフォーム工事での金属屋根施工も得意なチームがいるので!
ということで、今日は金属屋根でのリフォーム工事のご紹介。
金属屋根でのカバー工法
今回の物件は、ニチハのパミールの初期の頃の屋根。
1度屋根材の塗り替え工事は行っており、経年劣化をしてきたため再塗装を検討したところ・・・
屋根材自体の劣化が激しく割れなどの破損が出てしまうので2回目の塗装は難しいと。
そこで、葺き替え工事をするか、カバー工法で施工するかとの検討からカバー工法に。
カバー工法とは、古い屋根材の上に軽い屋根材を張って被せる工事方法のこと。
古い屋根材を剥がして処分する手間と費用がかからないので、工事費用と工事期間を抑えることができます。
それでは、施工の大まかな流れに沿って説明していきます。
ルーフィングの増し張り
カバー工法の場合は、既存の屋根の上からルーフィングを増し張りします。
マルワ瓦工業では、カバー工法の際は粘着ルーフィングを使用することにしています。
築年数の経っている物件が多いので、防水性のより高い粘着系ルーフィングで安心感アップです。
金属屋根材をビス留め施工
ルーフィング施工後は、金属屋根材を施工していきます。
今回使用したのはLIXILさんのTルーフ・モダンNという石付き板金。
屋根材をビス留めにて固定しています。
カバー工法の断面が分かればと思って撮影していた画像も載せておきます。
パミール、緑色のルーフィング、その上にTルーフの三層構造になっています。
厳密に言えば、パミールの下にも既存のルーフィングがあるから4層構造ですね。
完了写真
最後に施工後の完了写真をご覧ください。
ブラウン色は屋根全体で独特の色ムラがあるのもポイント。
リフォーム直後でも屋根面だけ浮いてしまうことなく、建物に馴染むのも良いですね。
化粧スレート、通称カラーベストの色の塗り替えのタイミングで、カバー工法も検討する機会があったら参考にしてくださいませ。
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